民生委員・児童委員とは
地域福祉をサポートする身近な相談相手
皆さんがお住まいの地域に、民生委員・児童委員と呼ばれる方々がいます。
「民生委員」・・・民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。社会福祉の増進のために、地域住民の立場から生活や福祉全般に関する相談・援助活動を行っており、創設から今年で100年の歴史を持つ制度です。
「児童委員」・・・全ての民生委員は児童福祉法によって「児童委員」も兼ねています。妊娠中の心配ごとや子育ての不安に関する様々な相談や支援を行っています。
「行政等をつなぐパイプ役」・・・核家族化が進み、地域社会のつながりが薄くなっている今日、子育てや介護の悩みを抱える人や、障害のある方・高齢者などが孤立し、必要な支援を受けられないケースがあります。民生委員・児童委員は地域住民の身近な相談相手となり、支援を必要とする住民と行政や専門機関をつなぐパイプ役を務めます。
特定の区域を担当
・1~複数の自治組織を担当地区としています
活動事例
・高齢者や障害がある方の家庭訪問活動
・地域の福祉に関する情報収集
・子育てなどの不安に関する様々な相談・連携
・高齢者や障害者のいる世帯、児童・妊産婦・母子家庭
などの状況把握
・ニーズに応じた福祉・サービスなどの情報提供
・支援が必要な方の様々な相談、助言
幸せのシンボルである四つ葉のクローバーの中に、民生委員の「み」の文字と児童委員を示す双葉を組み合わせ、平和のシンボルの鳩をかたどって、愛情と奉仕を表す。